ADHD女子革命〜プロボクサー緑川愛のカオスな日常〜

女子プロボクサー緑川愛のカオスな日常をお届けします♪

プロボクサー緑川愛のカオスな日常

親の言いなりになることは、親孝行ではないかもしれないって話٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

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こんにちは♪

 

プロボクサー兼ブロガー兼フリーライターの緑川愛です(*^・^)☆

 

 

 

私は発達障害ADHDのために、小さい頃から「普通」に馴染めずにいました(/ _ ; )

 

でも、何とか「普通」になりたい、「普通」になろうと思って、頑張ってきた。

 

そして、「親の期待」に応えることが「自分の幸せ」だって思い込んでました。

 

親が「勉強しろ!」と言えば、勉強を頑張って、早稲田大学に入りました。

 

親が「就職しろ!」と言えば、勉強をして、市役所に就職しました。

 

今から振り返ると、そこに「私の気持ち」や「私の意思」は、ほとんど、なかったと思います。

 

その結果、私は幸せではなかったと思います。

 

それでも私は、親の期待に応えられて、自分の人生は上手くいっていると思っていました。

 

そんな私の生き方を変えたのは、「夫の死」でした。

 

結婚後半年で大好きな旦那さんが亡くなり、この世に一人残された私は、鬱になりました。

 

死にたい。

 

死んで、早く彼に会いたい。

 

息をすることさえ苦しくて、死ぬことしか考えられない毎日を過ごしました。

 

それでも自分のために、両親のために、「生きること」を選んだ私は、自分の生き方に向き合わざるを得なくなりました。

 

私は生きて何がしたいのか。

 

どんな人生を全うしたいのか。

 

たくさん悩んで悩んで出した結論は、「自分が死ぬときに、後悔しない人生を送りたい!」というものでした。

 

せっかく生きるなら、自分が本当に好きになれるものを見つけたい。

 

熱中できるものを見つけたい。

 

そこで、やたらめったら、とにかく自分が少しでも興味を持てそうなものに手を出してみました。

 

その中で見つけたのが、昔、趣味でやっていたボクシングでした。

 

何かに熱中していないと、彼がいない世界で生きるのが辛すぎたというのもありますが、ボクシングのおかげで、生きていることが少しずつ楽しくなってきました。

 

最初は「人生のリハビリ」のつもりで始めたボクシングでしたが、少しずつ上手くなるにつれ、プロテストを受け、プロの試合に挑戦し、ボクシングに集中するため市役所を退職し、なんとかかんとか勝ち続けて、現在5戦5勝( ˆoˆ )/

 

次は、日本タイトルに挑戦(*^◯^*)♪

 

今、私は自分が大好きなことに取り組めて、本当に、本当に幸せですp(^_^)q

 

そして、活き活きとボクシングに打ち込んでいる私を、両親も心から応援してくれています(^-^)v

 

「勉強しろ!就職しろ!」

 

私は両親の言葉を、表面的にしか捉えていなかったんだと思います。

 

両親の本心は、勉強でも就職でも何でもなかった。

 

「私に幸せになってほしい」ってことだったんです。

 

両親は、両親の経験からしかものを見れないし、考えられない。

 

それは、仕方のないことです。

 

自分の子供が幸せになる方法が、あの頃の両親には「勉強すること」や「就職すること」くらいしか思いつかなかっただけ(^_^;)

 

私が幸せになれるなら、勉強なんかしなくても、就職なんかしなくても、きっと何でもよかったんだろうなぁと思いますd(^_^o)笑

 

私の友達で、「両親を安心させるために、早く結婚しなきゃ」とか「親に早く孫の顔を見せてあげなきゃ」とか焦っている子がいます(^_^;)

 

本人にも言ったけど、本当にそれが自分の望みなら、良いと思う。

 

だけど、そうじゃないなら、それって本当に親孝行かなぁと思います。

 

本当の親孝行は、人並みに生きることじゃない。

 

世間体を良くすることじゃない。

 

自分が幸せになること。

 

心から幸せを感じられること。

 

それに尽きると思いますp(^_^)q

 

両親の知らない「幸せの形」を見せてあげることだって、親孝行になると思います(^-^)v

 

それでは、今日も練習、頑張ってきます(*^◯^*)♡

 

おわり。

 

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