ADHD女子革命〜プロボクサー緑川愛のカオスな日常〜

女子プロボクサー緑川愛のカオスな日常をお届けします♪

プロボクサー緑川愛のカオスな日常

私が虫を食べ始めたストーリー〜サバイバル女子兼プロボクサー緑川愛のプロフィール〜

 

はじめまして♪♪

趣味でサバイバルを楽しみつつ、プロでボクサーをしている緑川愛です(*^・^)☆

 

 

今回はまず始めに、私の簡単な自己紹介をさせて頂きます^_^♪

 

名前:緑川 愛(ミドリカワ アイラ)(Aira Midorikawa)

学歴 : 早稲田大学(を1年浪人で入学、1年留年で卒業。笑)

職業 : プロボクサー(現在4戦4勝)、ブロガー、フリーライター

好きなもの:ボクシング、さんまの塩焼き、ホットミルク、英語、アジア貧乏旅行、サバイバル!!

好きなテレビ:クレイジージャーニー、ドキュメント72時間5時に夢中!

好きな作家 : J.D.サリンジャーサン・テグジュペリトルーマン・カポーティ

好きな映画 : ヘドウィグ・アンド・ザ・アングリーインチ、エターナル・サンシャイン、17歳のカルテ、あの頃ペニーレインと

今後の人生の目標 : ①ボクシングでチャンピオンになること、②ライターとして食べていけるようになること、③人の評価よりも「自分の気持ち」を大切に、のほほんと楽しく生きられるようになることp(^_^)q、④周りの人を少しでも元気にできる人になること(^-^)v

 

上記にお名前を挙げた方、全て敬称を省略させていただきましたm(_ _)m

 

 ↓もっと詳しいプロフィール

涙なしでは語れない!いじめられっ子の幼少期

 

私ラッコアラは、昭和気質で熱血漢な父と、フワフワ天然系の母のもと、三姉妹の末っ子として関東の片田舎の地に産み落とされました。

 

姉二人とも歳が離れていたので、年上に媚を売り、家族みんなに可愛がられ、すくすく明るく元気に育つ・・・かと思いきや!

 

保育園に入る頃には、同年代の子たちとの付き合い方が全く分からず、教室の片隅でひとり寂しく本を読む女の子になっていました(>_<)

 

しかも、早生まれで体も小さく声も弱々しかったため、男の子に揶揄われても何も言い返せずに泣いちゃうような典型的ないじめられっ子(T_T)

 

しかし、昭和気質で熱血漢な父が、そんな娘の状況を黙って見過ごす訳がありません!

 

・・・ある日、家に帰ると、突然、父とマンツーマンでの謎の発声練習が開始されましたΣ(・□・;)

 

しかも、毎日!!笑

 

そして週末には、体を鍛えるため、公園で父とキャッチボールをさせられる始末(◎_◎;)

 

もちろん、毎週末!!笑

 

いや、お父さん。あなた、息子が欲しかっただけじゃね?という疑問も持たず、心身ともに鍛えられていきましたp(^_^)q

 

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涙を拭いて立ち上がれ!ヤンチャでおてんばな小学生時代

 

毎日の発声練習&毎週末のキャッチボールの甲斐あってか、小学校に入る頃には体も大きく気持ちも強くなり、いじめられることもなくなりました(^。^)

 

むしろ、かけっこでは男の子よりも速く、ドッジボールでは男の子を泣かすことを密かな趣味とするドS少女の誕生ですd(^_^o)

 

また、この頃から、「生き物」に対する興味が強くなりました。

 

犬やネコはもちろん、女の子が飼うことは珍しい昆虫類・ザリガニ・カエル・カメ・トカゲ・ハトなどなど、身近にいる動物を色々と飼っては、観察するのが楽しくて仕方なかった!

 

中でも思い出深いのはハトです。

 

ヤンチャなおてんば娘になった一方で、文学少女も引き続き並行していた私がハマっていたのは「明智小五郎と少年探偵団」の物語でした。

 

悪者の手によって、地下牢に幽閉された小林少年は伝書バトの足に手紙を括り付けて助けを求めるのです。

 

いつか私も悪者と戦わなければならない・・・来るべきその時のために、伝書バトを飼育しておかねば!!

 

ハト好きの近所のオジさんが亡くなったと聞きつけ、血統書付きのハトをオスメス1羽ずつもらってきた私は、使わなくなった古い浴槽と犬小屋で作った簡易なハト小屋で、卵を孵化させることに成功しました。

 

伝書バトは、ハトの帰巣本能(動物が自分の住みかや巣などから離れても、再びそこに戻ってくる性質や能力)を利用して、200kmくらいの距離を飛ばすそうです。

 

孵化した赤ちゃんが飛べるようになると、私も近所の公園から練習を始め、少しずつ距離を伸ばし、自転車で30分くらい、距離にして10km弱の場所からハトを放したある日・・・

 

彼らは帰ってきませんでした(;_;)笑

 

可愛がって育てたハトとの別れ。

 

初めて、お別れの切なさを学んだ11歳の夏でした。

 

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あれ、不良になっちゃった?不登校の中学生時代

 

小学生時代をのびのびと謳歌し、意気揚々と中学校に入学した私を待っていたのは、小学校から一変して厳格な上下関係の洗礼でした。

 

小学校時代のお気楽な気持ちで、学年で最初に髪を染めた私の下駄箱に、ある日、とてつもなく汚い字で書かれた「果たし状」が入れられていましたΣ(・□・;)笑

 

差出人は、学校中から恐れられていた3年生の女番長、S木パイセン!!

 

正直、ちびりそうになりましたよ??笑

 

でも、「元いじめられっ子の意地を見せてやるぜ!!殴られたら倍返しだ!!」と謎の闘志に燃え、指定された場所に向かいました。

 

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結局、最低でも殴り合いは必至だな、という私の予想は外れ、S木先輩は物凄い形相の顔を、私の顔すれすれまで近づけて睨みつけてきただけで、最後まで手を出してはきませんでした。

 

勝ちも負けもしませんでしたが、次の日から絡んでくる先輩はいなくなり、私としては万々歳d(^_^o)

 

 

一方で、中学校の雰囲気には最後まで馴染めませんでした。

 

家の中では、以前と同じように元気で明るい女の子の私でしたが、「行ってきまーす!!」と家を飛び出して向かう先は、学校ではなく友人の家(^_^;)笑 

 

当時、私たちは洋楽にかぶれ始めたばかりで、お気に入りは今や懐かしのバックストリートボーイズ♪♪

 

友人と一緒にMTV(スカパーなどのケーブルテレビで視聴できるアメリカ発の音楽専門チャンネル)を観ながらダンスの練習をして、出席日数のためにお昼過ぎから登校するというハチャメチャな不登校生活を、適度に楽しく送りました☆

 

汗と涙の青春だ!ボクシングに明け暮れた高校生時代

 

高校は東京の、勉強ができない子が集まる女子校でした!笑

 

時代はコギャル全盛期!!

 

先輩や同級生が、当時流行りの援助交際でジャンジャン停学になっていく中、真面目な私はといえば、入学直後から趣味で始めたボクシングにのめり込み、下校後は毎日、練習に明け暮れていたので、特に取り立てて書くことがない・・・と思いきや、ありましたありました!!

 

受験が近づいたある日、 父親に呼び出されました。

 

彼曰く、「早慶上智レベル以下の大学は認めない。そこに受からなかったら大学に行かずに働け」とのこと。

 

「そんなこと、もっと早く言えやボケが!!」と心の中で毒づきつつ、初めて自分の将来を真面目に考え始めました。

 

自分は何がしたいのか。何を学びたいのか。

 

でも、それまでそんなことを考えたこともない私には、答えが出せませんでした。

 

周りの大人はみんな大学を卒業していて、大学に行くことしか勧めてこない。

 

周りの同級生も、これと言った将来のビジョンが明確にあるわけではなさそうでした。

 

真面目な子は、大人の言う通り大学へ。

 

遊びたい子は、勉強が嫌いだからフリーターに。 

 

こんな時は、普段、接することのない大人に助言を求めるべきだ・・・と考えた私が思いついたのは、上野動物園に行くときによく見かけていた、ホームレスのオジさんたちでしたp(^_^)q

 

天気の良い休日、ハトに餌をあげながら、さりげなく近づき声をかけ、何気ない会話から徐々に私の人生相談に移行していきました。

 

自分がしたいことが分からない。大学に行くべきかどうか。

 

自分の悩みを率直に相談していたら、他のオジさんたちも何事かとワイワイ集まってきて、自分たちの身の上話をしつつ、私の人生相談に乗ってくれました(^_^)

 

お菓子やお茶まで出してもらい小一時間ほど話したところで、昔、大阪から自転車で一週間かけて上野まで来たというホームレスのリーダー格のオジさんが話をまとめました。

 

「ま、そう言うことや。色々思うところもあるやろうけどな、今はお父さんとお母さんの言うこと聞いて、しっかり勉強して大学行き!!こんなとこで知らないオッちゃんと話してたらあかんで!!」

 

別れ際に、激励の言葉とともにお菓子と缶コーヒーを手土産に渡され、悩みは全く解決されないまま、それでも少し暖かい気持ちになって帰路につきました(^_^)♪笑

 

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親の言いなりになんか生きないぜ!自由を求めた大学生時代

 

結局、他の子達と同じように、周りに流され大学受験をしたものの、現役では当然の不合格!!笑

 

一年の浪人を経て、1番興味の持てそうな文学部に合格することができました\(^o^)/

 

ところが、なんとか踏み出した私の大学生活、最初の第一歩から踏み外していることに気づくのに、そう時間はかかりませんでした(T . T)

 

卒業するためには、4年間で124単位、取らなければいけません。

 

ところが、私が1年生で取得したのは24単位。

 

この結果に激怒したのが、昭和気質で熱血漢な私の父でした!(◎_◎;)

 

「勉強する気が無いなら、今すぐ出てけ!!自分で働け!!」

 

今の私なら、怒鳴るのはともかく、父が言っていることは正しいなぁと理解できます。

 

でも、その頃の私は、親が言うから仕方なく勉強をしていると言う意識がありました。

 

さらに、ここでまさかの、めちゃくちゃ遅れて来た反抗期Σ(・□・;)笑

 

「そんなに言うなら出てくよ!!自分で食ってくわ!!」

 

と、盗んだバイクで家を飛び出し、屋形船で天ぷらを揚げるバイトや、朝からおばちゃんたちと土器を発掘するバイト等を掛け持ちしつつ、週末は山登りサークルで山に登ったり洞窟に潜ったりしながら、週に1回だけ大学に通うと言う、忙しくも優雅な生活を1年間過ごしました。

 

さらに、大学在学中に運命の出会いがありました☆

 

エアロビクスのインストラクター!!

 

これぞ天職だ!!

 

と衝撃的を受けた私は、肉体労働は厳しいから普通に就職しろと反対する両親を説得し、インストラクターの養成講座に通い、個人事業主のインストラクターとしてエアロビクスのレッスンに立ちました。

 

回り道はしたものの、最後には天職も見つかり、めでたしめでたし♡

 

・・・のはずが!!

 

インストラクターを始めてから2年ほど経った頃、膝の痛みが悪化し、インストラクター継続を諦めざるを得なくなりました(;_;)

 

せっかく見つけた天職とともに夢も希望も失い、意気消沈した私は、人生に対して急激に弱気になりました。

 

やはり、親の言うことは正しかったんだ(;_;)

 

世間様の言うことは正しかったんだー(T_T)!!!

 

きちんと安定した会社に就職することが、正しい人生の歩み方なんだ・・・

 

ぶっ飛びキャラの自分をひた隠しにして、「まともな社会人」になることを誓いました。

 

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安定を夢見てOLになったけど・・・

 

 

今、この記事をリライトしているのは、2019年1月9日@五反田のカフェ。

 

1年弱前に、安定した公務員の仕事を辞めました。

 

なぜか。

 

自分が今、大好きなこと、「ボクシング」に集中したいと思ったから。

 

私は、大切な人の死をきっかけに、「後悔しない生き方をしたい」と強く強く思うようになりました。

 

彼の死が、私に与えたもの。


孤独、悲しみ、寂しさ、怒り、悔しさ、無力感。


文字では書き表せないくらい、息ができないくらい、大きくて深い、負の感情全て。

 

自分だけがこの世に取り残された気がして、しばらくは生きている心地がしなかった。

 

少し元気になっても、命日や誕生日や記念日のたびに揺り戻しが来て、ただただ生き延びるのに必死だった。

 

でも、彼の死は私に大切なことも教えてくれた。


人生は本当に、一度きりなんだってこと。


死んだら、終わり。


元には、戻らない。

 

それなら。


どうせ生きるなら、楽しく生きたい。


後悔したり、悲しんだり、嘆いたりして一生を終えたくない。


そう思った。

 

そして、今までみたいに人からの評価に一喜一憂したり、世間の「普通」に自分を押し込めないで、自分のやりたいことを一生懸命やろう!


人生に起きる全てのことを楽しもう!


そう思うようになった。

 

楽しく生きようって決意しても、もう自分が何を好きなのか、何をしていると楽しいのかも、わからなくなっていた。


だから、本を読んだり、人と話したりして、少しでも気になることやワクワクすることに挑戦していこう、と決めた。


その中で、「当たり」だったのが、ボクシングとサバイバルだった。

 

最初は気晴らしになればと再開したボクシングだったけど、やっているうちにどんどん楽しくなって、プロテストを受けて、試合をして・・・

 

初めてこんなにも心から夢中になれるものが見つけられた。

 

彼が亡くなってから死んだように生きていた自分を、生き返らせてくれました。

 

プロボクサーになってしばらくは公務員の仕事と兼業していたけど、集中してチャンピオンを目指すため、今は仕事もやめてプロボクサー一本。

 

経済的にはとても厳しいけど、後悔はしてない。

 

そして、サバイバル。

 

知り合った人や友達に話すと、最初はびっくりされた。

 

え!?虫食べるの!?って。笑

 

だけどね、

 

自然の中に身を置いて、自分の体と頭と五感を駆使して、生き物を捕まえ、命を頂く。

 

自分が一匹の動物として、「生きているんだ」と感じられることが無性に嬉しいし、楽しい。

 

今はまず、ボクシング。

 

たまに、サバイバル。

 

その先は、わからない。

 

これから先、どんなことが起こるか、自分がどんな道に進んでいくのかなんて予想もできない。

 

だけど、分かっていることがある。

 

私は、どんな生き方をするにしても、自分の中のドキドキやワクワクだけは、絶対に手放したくない。

 

楽しいことも悲しいことも、それなりに色々経験してきたアラサー女子の私が、ボクシングとサバイバルを通してどう成長して行くのか、行かないのか!?

 

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どうぞ生暖かく見守っていただけたら嬉しいです\(^o^)/

 

→ ごく普通のアラサーOLが、サバイバルに興味を持ったワケ

 

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