サバイバル大好き女子のラッコアラです(*^・^)☆
最近めっきり冷え込んできましたねー(ノ_<)
でも寒い日に暖かい部屋の中でゴロゴロしながら、ぬくぬくホッコリと読書するのは、至福のひと時です^_^♪♪
さて、前回は鶏をさばいた話を書きました!!
が!!
ひとつ大切なことを忘れていました!!
そう、生き物をさばく前には、まずシメなくてはなりません( ; ; )
なんせ、目的はスリングショット(パチンコ)で仕留めたカモを食べられるようになることですd(^_^o)
そこで、今度は鶏のシメ方教室に行ってきました\(^o^)/
(本記事には記事の性質上、ご覧になられる方によっては目をつむりたくなる画像が一部ございます。あらかじめご了承の上、ご覧ください。)
険しい道のり
待ち合わせは東京のかなり西の方!!
休日にもかかわらず、平日以上に早起きです。
眠い目をこすりながら電車に乗り込むと、休日の早朝だけあって電車はガラガラ!
うつらうつらしながら電車に2時間ほど揺られ、待ち合わせ場所にたどり着くと、すでに沢山集まっていました!!
小学生の親子連れ、20代から30代の男女、教室のスタッフを入れて総勢30人弱でしょうか。
何台かの車に分かれて、山の中へ車を走らせます。
15分ほど走るとついに道が行き止まり、そこからは車を降りて歩きます。
山道とは聞いていたけど、かなりガチの山道ですΣ(・□・;)
勾配が急で歩くのに必死すぎて、写真も撮り忘れました!笑
歩き始めて10分くらいのところに、鶏小屋が。
近づいて見ると、羽はフカフカだけど、眼光鋭い!
食べられるのを察知しているのでしょうか・・・落ち着きがありません(^_^;)
小屋から、今日シメる鶏を選び出し、会場となる古民家まで運びます。
スタッフの方々はもう手慣れたもんd(^_^o)
鶏小屋からさらに山の上にある古民家を目指して歩く!
途中で休み休み、どれくらい歩いたでしょう、20分くらいかな。
やっとたどり着きましたー\(^o^)/
中に上がると畳の真ん中に囲炉裏があって、もう大の字になって寝転がりたい気分です\(^o^)/
自己紹介と鶏クイズ
少し休んだら、みんなで囲炉裏を囲んで自己紹介!
食について研究している大学生や大学院生、狩猟に興味のあるサラリーマン・OL、小学生の夏休みの課題のための親子連れ等々・・・色々なバックグラウンドの方が集いました。
自己紹介が終わると、鶏についてのクイズタイムですd(^_^o)
もう私には難しい問題ばかり!!!
当てずっぽうで答えたものの、10問中8問正解した私は、最高得点者の一人として体の大きなオスをさばけることになりました\(^o^)/
わーい♪♪
ちなみに私が間違えた2問は、「卵の黄身の色について」と「鶏の原産地域について」。
黄身の色は餌によって決まるので、新鮮さとは関係ないんだとか!!
色が濃くてオレンジ色に近いものが新鮮なのかと思ってました(^_^;)
そして、鶏は東南アジアが原産のキジ科の鳥なんだってd(^_^o)
クイズの後はお待ちかねの昼食です(*^◯^*)☆
スタッフさんが何時間も煮込んで作ってくれた、鹿肉のカレー!!!
鹿肉がほろほろに柔らかくなっていて、美味い!!!
お代わりして2杯もペロッと食べちゃった(^_^;)笑
さらに、鹿肉の焼き鳥!!!
こちらも臭みはなく、旨みたっぷり、食べ応えあり!!!
窓から見えるのどかな景色を堪能しながら、美味しくいただきました\(^o^)/
時はきた!!!
食べ終わって少しゆっくりしたら、庭に出て1人1匹ずつ鶏を選びます。
先生のお手本を見ながら、初めての羽交い締めに挑戦p(^_^)q
今まで、人間の羽交い締めしか知らなかったけど、本家本元はこっちらしいd(^_^o)笑
左右の羽を根元でしっかり持ったら、肩のところで2回グイッグイッと回して、肩甲骨で引っ掛ける。
羽交い締めにして暫くすると、バランスがとれないらしく、コテンと倒れてしまいます。
ついに、シメる時がきました(ノ_<)!!!
鶏は同族の血の匂いを察知するそうで、観念するのか大人しくなります。
順番を待つ間、次第に私の心臓は鼓動が早くなっていきます・・・。
うー・・・(ノ_<)
ついに!!私の番が回ってきました(;_;)!!
鶏の足を自分の足で抑えたら、左手で胴体、右手で頭を掴む・・・。
息を深く吸い込んで意を決したら、ごめんね!!!と叫んで、頭を3回ひねります!!
大きなナイフで手早く頭を切り落とし、胴体を逆さにして血抜きをします。
それでも羽をばたつかせる鶏!!
生命力の強さに驚かされました。
下記は切り落としたニワトリの頭を並べた写真です。
かなり強烈な写真のため、人によっては閲覧すると気分が悪くなる可能性もありますので、ご注意ください。
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頭を落として血を抜いたら、足を持って、煮えたぎる鍋の中に丸ごと突っ込みます。
全体的にお湯につけたら、ビニール袋に入れて袋の中で全体を蒸します。
羽をむしる前にこうすることで、毛穴が開いて羽が抜けやすくなるんだってd(^_^o)
数分間蒸したら、袋を開けて羽が飛び散らないように丁寧に羽を抜いていきます。
羽の生える方向に抜くと抜きやすい!!
大きい羽を抜いたら、細かい羽毛は最後にバーナーで炙って焼きます!!
解体
解体は、前回のさばき方教室とほぼ同じでしたd(^_^o)
ただ、こちらは内臓があるので、最初に脚をとり、
お腹の部分をパカっと開いたら、
指をお腹に差し込んでズルズルと内臓を引き出します。
内臓はつながっているので、一気にごっそり取れましたd(^_^o)
スタッフの方に勧められて、キンカン(卵の元になるもの)を生で食べて見ました!!
これがもう!!!たまらない!!!
普通の卵の黄身をさらにトロトロにして、旨みを濃縮したような旨さ!!!
まだ生暖かくてモッタリと舌に広がりましたd(^_^o)
最後に、もも肉を炭火で焼いて食べてみました!!!
うん、硬い!!!
これがもう!!!尋常じゃない硬さ!!!笑
ブロイラー(食肉用に短期間で育てられる鶏。運動させずに太らせる。歩行困難や心臓病で死ぬものもいるんだって。)と違って、しっかり運動しているので筋肉が発達して、噛みきれないどころか歯が折れそう!!笑
なんとか無理やり噛み切ったけど、噛むだけで顎が疲れてくる!!笑
でも、噛んでいるうちにジンワリと旨みがひろがりましたd(^_^o)
解体を終えて
鶏をシメた時、神妙な面持ちの大人たちとは対照的に、子供たちはケロっと無邪気に鶏の頭で遊んでいました^_^
こういう子供の反応を見ていると、私たち大人って、なんだか頭で色々と考えすぎなのかも・・・と思えてくる。
いや、私たち大人って、つまり、私のことなんですが(^_^;)
「動物を殺すなんて可哀想!!」とか、「いやいや、命をいただく以上、殺す痛みを知るべきだ!!」とか。
特に、私が初めてアライグマを解体した時は衝撃が強すぎて、「命の重さをしっかり感じて生きていかなければ!!」と、しばらく重い気持ちがのしかかっていました。
だけど、殺すことも食べることも日常生活の一部だった時代は、そんな風に毎回衝撃を受けているはずもなく、自分たちが生きていくために淡々と狩りをして、淡々と食べていたんじゃないかな。
いただく命に、「いただきます」の挨拶と感謝を捧げて。
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